きょうは東京地裁で、午前10時から夕方17時まで、
『Black Box』の著者でジャーナリストの伊藤詩織氏が、
元TBSワシントン支局長の山口敬之氏を訴えた民事訴訟の
公開口頭弁論が行われている。
伊藤氏と山口氏が出廷してそれぞれ証人尋問が行われる
ということで、朝早くから霞が関へ出向いた。
私が到着したときには、既に傍聴席を求める人々が
大勢集まっていて、長蛇の列は地裁の敷地を出て、
壁沿いにずらりと50メートルほど伸びていた。
著名なジャーナリストらのほか、
極右雑誌で活躍中の文筆家の姿もあり、
相当な関心の高さをうかがわせた。
30席の傍聴席に対して、168人での抽選。
私は外れたので帰宅。
集まった人々の、5割ほどは年配の女性というのが
特徴的だった。
特に60代~70代くらいの女性が団体で来ていたようで、
知り合いどうしで声を掛け合ったり、
「わたし夕方5時までは傍聴できないから、もし当たったら
券まわそうか?」
なんて会話をしていた。
『アベ政治を許さない』というカードやキーホルダーを
持っていたから、左翼の女性団体かもしれない。
ちなみに列の先頭は、サピオの編集者氏だった。
ものすごいガッツでかなり早くから来て並んだのだと思う。
当たったのかな?